どろまんじゅうの日記

備忘録みたいなものです!役には立たないかもだけど良かったら読んでね

浪人が決まった時、友達が言ってくれたこと

 

 

こんにちは。どろまんじゅうです。

 

最近暖かくなってきて、東京は桜が綺麗です。満開はちょっと過ぎてるけど。

ふと浪人が決まった時のことを思い出したので、書き記します。

数年前の今頃はちょうど浪人生活が始まったくらいでした。

 

お友達からの言葉が凄く心に残っている、という話です。

 

私の情報

*私立の中高一貫(偏差値は53くらい)出身

*現役、浪人時ともに地方国立大理系志望

*予備校で一年の浪人後、第一志望に合格

 

 

浪人が決まってから

浪人が決まったのは3月7日でした。前期しか出願していなかったので落ちた瞬間浪人が決まりました。

 

勉強してなかったから落ちただけなのに、一丁前に悲しくてポロポロ泣きました。

 

 

私の学校では、高校三年生は受験期(詳しい期間は忘れた)登校しなくてもよいことになっていました。なのでセンター試験の自己採点で一度登校して以降、卒業式予行が行われる3月17日まで誰とも会いませんでした。

 

不合格から10日間、じわじわと近づいてくる登校日が憂鬱でした。私の学校では浪人する人が毎年10%もいないので、周りから腫れ物扱いされそうで嫌だったのです。普通にカッコ悪いし……

学年の半数以上が浪人する超進学校があれほど羨ましかったことはありません。

 

 

 

そして来る3月17日、私は各方面への申し訳なさと劣等感を抱えながら登校しました。

 

教室で合格報告をして抱き合う友達を見て「立派だな」と思いました。

少人数クラスで一緒だった友達に「浪人なんだよね」と伝えたときの気まずそうな反応は今でも鮮明に思い出せます。

気まずい思いさせてごめん、合格したらクラス皆でディズニー行こうね!って言ってたのに、私だけ落ちてしまってすまんかった。

 

 

 

 

友達が言ってくれたこと

ここから本題です。

 

その日は仲良しのお友達Aちゃんと二人で帰り、その道中で浪人することを伝えました。

どんな風に慰められるんだろう、と思っていたら、Aちゃんはこう言いました。

 

 

「こんなに大変だった一年をまたもう一回やることを選べるって、本当に凄いよ。強いと思う。それをできる人とできない人がいるんだよ。私はできなかった。」

 

 

褒められると思っていなかった私は驚きました。だって勉強サボってただけで、全然凄くないし…

その場では「えぇ、そうかなぁ…」とあまり素直に受け取れませんでした。

 

でも今では、浪人生活にそこまで引け目を感じることなくいられたのはこの言葉があったからだと言えます。

浪人しなかった彼女だからこそ出てきた言葉で、私はそれにとても救われました。

 

 

これだけでは終わりません。

 

そのあと、たしか大学に入った後の方が重要だよねみたいな話をしていたんだと思います。

私の「そうだよね、大学が全てじゃないよね。」という発言に、彼女はこう返しました。

 

 

 

 

「うん、でも一部でもあるから。」

 

と。即レスでした。

衝撃的すぎて、この後の会話を全く覚えていません。

 

 

 

私の言葉は、浪人してしまった劣等感を少しでも軽くしたくて、出てきた言葉でした。

「そうだよ、大学が全てじゃないから浪人くらい大丈夫」と言ってもらえることをどこか期待していた気がします。でも彼女の返事はその逆でした。

 

 

彼女の言葉の意味は、

「全てじゃないけれど、一部ではある。

 その一部がどれだけ大きいかが人によって違うだけ。

 今の自分にとってその一部が大きいなら、

 大きさに見合う努力をするべき。」

ということなんだと解釈しています。

 

当時の私にとって大学は「とても大きな一部」でした。認めたくないけど少し学歴コンプだったからです。けれどもそれに見合う努力をしていませんでした。

 

不合格に対して「大学が全てじゃないよね」なんて言った私は甘かったです。

Aちゃんの言葉は、私を現実と向き合わせてくれました。

 

 

 

 

 

Aちゃんには本当に感謝しています。彼女は「頑張って」と「頑張らなきゃだめだよ」を両方伝えてくれました。

甘やかさないでいてくれてありがとう。無事合格できました。

 

 

 

浪人する人、もう一年頑張れるあなたは強いです!

辛くなったらいつでもこのブログを覗きに来てくださいね。ワッショイ!

 

 

ここまで読んでくれてありがとう!!